「平和へ」

いつの時代にも、「平和の使者」とよばれる人たちがいる。

みんなが 気持ちよく くらせるように

平和を育ててきた人たちだ。

「平和の使者」は いつも うなずいてばかりいるのではない。

ときには、大きな声で「NO!!」ということだってあるんだ。

なぜなら、「平和の使者」は

まちがったこと、不公平なことにたいして

はっきりと、それは正しくないと 発言すべきなのだから。

そして、まちがいをなおす働きをすべきなのだから。

でも、またけんかが はじまるんじゃないの?

はっきり発言するにも、いろいろなやりかたがある。

そのなかに、平和のためにふさわしい やりかたが、きっとあると思うよ。

戦争と戦争のあいだにあるのが 平和ではない。

また、なんにも起こらない おだやかなことが 平和ともいえない。

平和は、ぼくたちの 心のなかに生きていて

大きく成長していくものなんだ。

ぼくたちは、それをたいせつに、じょうぶな木のように 育てていこう。

ぼくたちが 平和を育てていく人になるには、

世界で起きていること、

いろいろなくらしかた、考えかたがあることを知り、

ぼくたち自身が しっかりすることだ。

自分が考えること、信じること、感じること、行うことに

自信を持つことだと思うんだ。

そうすれば、自分とちがう考えの人の話も よくきけるようになるし、

べつの立場から 見られるようになる。

両親や先生、政治家たちが決めることに関心を持つことも たいせつだ。

そして、なにより、いつも平和であろうと 心がけること。

平和は ぼくたちの足もとから、

ぼくたちとともに 歩みはじめるのだから。

​   ー「平和へ」キャサリン・スコールズ著 岩崎書店 (大塚卿之提供)

 

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