「明治150年」を考える

政府は2018年を「明治150年」と言い始めた。「明治以降の歩みを次世代に遺すことや、明治の精神に学び、日本の強みを再認識することは大変重要なこと」(政府広報オンライン)という。

「明治150年」とは明治・大正・昭和・平成です。東京方言を標準日本語にし、宮城遙拝が、国境内のどこでもやらされた。東京への一極集中が今も続いている。「江戸」時代の次の時代は「東京」時代でしょう?
憲法から考えると前の80年間の大日本帝国憲法と後の70年間の日本国憲法がある。
自由民権運動を圧殺して、天皇を元帥とする国のかたちの憲法と「新しい憲法 明るい生活」の民主憲法です。

この中間に1945年8月15日(日本の敗戦)がある。

明治は国境線を富国強兵を背景に拡大していった。アイヌモシリを北海道・樺太・千島としてアイヌを「旧土人」とした。琉球を沖縄県とし、ウチナンチュウを沖縄人とした。台湾を取り込み、朝鮮を取り込み、満州を取り込み、アジア・太平洋にまたがる「大東亜共栄圏」という国境を引きました。国境内には神社をたて、宮城遙拝を要求し、日本語教育がありました。地球から見れば日本の侵略でしかない。

イタリアもドイツも先に降伏したから、1945年の5/8~8/15は日本の降伏なしでは地球に平和はもどらない。

この時アメリカ合衆国は広島市(8/6)にウラン型原爆、長崎市(8/9)にプルトニウム型原爆を投下実験した。世界の人々は原爆によって解放されたと認識した。だが実際は核兵器を持つアメリカに「忖度(そんたく)」する世界が創られた。

日本は四島の国境線を引くことになった。日本は「個人の尊厳を保障する政治こそ理想の姿」という「人々」が主人公の憲法(日本国憲法)を受け入れた。

しかし、9条(戦争放棄)があっても、警察予備隊(自衛隊の前身)と、米軍基地と駐留軍のおしつけ(日米安保条約)ある。そして完全にアメリカの支配下に入った。

このあと(1955年)に、「自主憲法制定」を党是とした自由民主党(自民党)が誕生した。これははじめから99条違反です。この党は日米安保条約が発効した1952年4月28日の60年目に「国家」を主人公にした自民党改憲草案を発表した(2012.4.27)。そして、
2013年 国家秘密法、
2015年 安保法制、
2017年 共謀罪法。
首相、 九条に自衛隊加憲を提案。明らかに99条違反。

日米同盟第一。
アメリカの核の抑止力にたより、北朝鮮の核ミサイルとの緊張を高めている。

その中での「明治150年」のキャンペーンです。

米国と「北」の核の緊張は日本の上で展開されている。
改めて民主日本と九条を貫いてこその「対話」しかない。

2018年は人類が「核兵器禁止・廃絶」の確かな歩みをはじめている。次世代とはその道を歩みたい。

憲法語らい場  古川ひろすけ

註1.憲法99条「天皇又は摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員は、この憲法を尊重し擁護する義務を負う。」

2.参考:

a. 米従属から極東危機へ:

日本が囚われ続ける「米国占領下の戦争協力体制」の正体

b. 米支配下自衛隊:

憲法9条を変えるだけでは自衛隊での国防は不可

(米国は10ヶ月前に真珠湾攻撃の情報入手記事も)

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