ICANアップデイト(2018年12月~2019年1月)

ICANアップデイト(2018年12月~2019年1月)

皆さま
ICANがおよそ月に一度のペースで、パートナー団体の皆さん宛に「Campaigners
Update」を国際事務局からメールでお送りしています。この英語のUpdateの日本
語のまとめ訳をお送りします。世界のNGOの動きということで、どうぞ参考に
なさってください。
川崎哲

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ICAN Campaigners Newsletter: December 2018-January 2019

みなさんこんにちは!
2019年一本目のニュースレターをお届けします。

まず、ICANに新しく加わった仲間を紹介したいと思います。

・Jusricia y Paz(スペイン)
・Friedenskraft.ch(スイス)
・Aseistakieltytyjliitto ry(フィンランド)

の3団体です!ようこそ!
これによって、ICANパートナーは、535団体(102カ国)となりました。

1月初旬にカンボジアが核兵器禁止条約に署名、そしてエルサルバドルとセントルシアが同月に条約を批准しました。現在のステータスは以下の通りです。

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条約発効ステータス
署名:70カ国
批准:21カ国
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■最近の動き

-りそなホールディングスが、日本の大手銀行として初めて核兵器を開発・製造・所持する企業に対して融資を行わないことを発表しました。「核兵器にお金を貸すな (Don’t Bank on the Bomb)」プロジェクトが大きな成果を上げました。

-ICANers in Norway
ノルウェーのトロンハイムがICANシティー・アピールに賛同しました。

-ICAN Germany, IPPNW Germany(核戦争防止国際医師会議ドイツ支部)
マインツがドイツの都市として初めてシティー・アピールに賛同しました。

-AP1, AP4(スウェーデンの公的年金基金)が、核兵器をポートフォリオから除外し、核兵器関連企業(エアバス、ボーイング、レイセオンなど)への融資を停止することを発表しました。昨年6月時点では25億クローナ(約300億円)以上の取引がありましたが、核兵器に反対するスウェーデン医師の会 (Swedish Doctors Against Nuclear Weapons)による長年の働きかけもあり、今回の決定に至りました。

-PAX Christi Italy(国際カトリック平和運動イタリア支部)
1月12日、バチカン市国にてローマ法王と面会し、平和教育と核兵器の禁止について意見を交わしました。法王は、面会の数日前に行った自身のスピーチについて言及し、「核兵器の所持は”非倫理的”である」と改めて強調しました。

-イギリス上院議会
イギリス上院議会が核兵器禁止条約についての公聴会を開く方向で調整を始めました。ICANとアクロニム研究所が意見書を提出しました(ICAN Campaigners Listでシェア)。

-カナダ教会協議会 (The Canadian Council of Churches)
トルドー首相に手紙を送り、直ちに核兵器禁止条約に署名するよう求めました。

-ICAN オーストラリア
労働党への働きかけが功を奏し、政権を握れば核兵器禁止条約に加入するという公約発表に至りました。現在核の傘に依存しているオーストラリアによる条約への署名が実現するかどうか、注目が集まっています。詳しくは、Facebookページ「核廃絶・世界の動き」の記事(1月15日付)をご覧下さい。

-Celine, Linnet, Bekeleの3名が、エチオピアの首都アディスアベバにあるアフリカ連合(AU)を訪れ、核兵器禁止条約の重要性を伝えるため現在活動中です。

-サーロー節子さんが来日し、故郷である広島でスピーチを行いました。

-スウェーデン・ストックホルムにて、元外交官Lars-Erik Lundin氏とベアトリス・フィン事務局長が核兵器禁止条約について議論しました。この会談は、SLMK(核戦争防止国際医師会議スウェーデン支部)とIKFF(婦人国際平和自由連盟スウェーデン支部)の後援によって実現しました。詳しくは、「核廃絶・世界の動き」の記事(2月1日付)をご覧下さい。

-日本の1,700以上の都市が加盟している平和首長会議が、核兵器禁止条約への加入を求める手紙を日本政府に提出しました。国内加盟都市全体の65%にあたる1,126都市が、核兵器禁止条約への署名・批准を求めるヒバクシャ国際署名に賛同しています。

-NuclearBan.US
米カリフォルニア州選出のバーバラ・リー下院議員が「ICAN議員誓約」に署名しました。詳しくは、「核廃絶・世界の動き」の記事(2月11日付)をご覧下さい。

-ピースボートの川崎哲共同代表が、韓国の漢陽(ハニャン)大学を訪れ、北東アジアにおける核軍縮の現状やピースボート・ICANの活動などについて講義を行いました。

■12月18日 国際運営会議より(電話会議)

-2019年度予算、キャッシュフロー、募金活動の状況について財政委員会からアップデートがありました。ICANは現在良好な財政状態を維持しています。また、条約発効に向けた活動のための適切な資金調達の重要性について話し合いました。出張やイベント費用についての提案もありました。これらの修正を念頭に置いて、来年度の実行予算を承認しました。

-人事委員会は、現在人事考課の最中であることを報告しました。また、ティム・ライトが育児休暇を取る際の対応について計画を作成しました。資金調達とメディアへの働きかけにおける今後のニーズについての話し合いも行われました。

-2019年の年次計画を作成しました。

-2019年を見据えた国際運営グループの評価基準(特に評価のスケジュールなど)について議論しました。1月の電話会議で詳細を話し合う予定です。

-まだ公的には決まっていませんが、現在3名がICANビジネス顧問団に興味を示しているという報告がありました。

■1月22日 国際運営会議より(電話会議)

-核兵器禁止条約発効に向けた各地の動き
・カンボジアが条約に署名し、現在批准に向けた準備が進められています。
・アフリカとカリブ地域で開催される地域会議の計画が進行中です。
・シティー・アピールや議会との交渉、「核兵器にお金を貸すな (Don’t Bank on the Bomb)」プロジェクトの成果について触れ、今後もこれらの活動を継続することで一致しました。

-一般の人により広く活動を知ってもらうため、ネットを駆使した新しいキャンペーン戦略の必要性を共有しました。プログラマーの募集を近く掲載する予定です。

-条約発効に向けた活動のための予算審議を行いました。

-スウェーデン政府が提出した条約加入に否定的な報告書を受けて、これから講じるべき対策について議論しました。

-国際運営グループの評価プロセスが提案され、会議メンバーによって承認されました。今年4月の完成を視野に入れています。

-「広島核廃絶アカデミー(仮称)」の計画を進めることで合意しました。

-核兵器禁止条約に関わる主要な問題に関して、現状よりもさらに詳細なポリシー策定を議論するべきという提案がありました。トピックについてはまだ決まっていません。ICAN パートナーで何か提案があれば募集中です。

-広島在住の被爆者でバラ育種家の田頭数蔵さんから、新作のバラを「ICAN」と命名したいという要望があったことが報告され、温かく受け入れられました。

-近く行われる米朝首脳会談、世界終末時計の発表、NPT準備委員会に関して意見が交わされました。

(まとめ訳:田中美穂)


川崎哲
Akira Kawasaki
〒169-0075 東京都新宿区高田馬場3-13-1 B1
ピースボート
Tel: 03-3363-7561
     090-8310-5370
Fax: 03-3363-7562
kawasaki@peaceboat.gr.jp
ピースボート
http://www.peaceboat.org
核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)
http://www.icanw.org

MLホームページ: https://www.freeml.com/abolition-japan

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